社長や経営者にも研修は必要?社長・経営者研修の内容について解説!

公開日:2023/05/15   最終更新日:2024/03/27

都会

研修と聞くと、従業員に対して実施するものというイメ―ジが強いかもしれませんが、会社のトップである社長や経営者向けの研修もあります。企業の未来を守ったり、次世代の人材育成を進めたりするには、社長や経営者自身も研修を通じてスキルや知識を磨く必要があるのです。そこで今回は、経営者に求められるスキルや研修の必要性を解説します。

社長・経営者研修の必要性

研修は従業員向けに実施されるものであり、経営者は研修を受ける必要がないと考えている方もいるでしょう。経営者は忙しく、企業全体のことを考えなければならないので、研修の優先順位が低くなりがちであることも理由として考えられます。

ただ、経営者としてやらなければならない仕事が充分にできないまま、経営に携わってしまうと、経営体制が不安定になり、企業の衰退につながるかもしれません。会社の経営やビジネスの世界において、世界中の人に影響を与えた経営学者のドラッガーの言葉によると、経営者は「事業の決定」「資金配分の決定」「人材配置の決定」という3つの役割が重要であるとされています。

ひとつの役割だけを満たしているのではなく、3つの役割を満たす必要があるのですが、すべての経営者が3つの役割を満たしているとはいえないでしょう。そこで、経営者研修を受けることで、プロから経営のノウハウを学ぶことが重要になるのです。

会社は一人で運営するものではないため、一人が役不足でも問題ないケースもあります。ただし、経営者は会社のトップとして企業の未来を担う存在であるため、会社に大きな影響を与える存在です。企業における重要な人材として、必要な能力や役割を満たすためにも研修が必要といえるでしょう。

社長・経営者に求められるスキル

経営者は企業の未来を託された重要なポジションであり、「テクニカルスキル」「コンセプチュアルスキル」「ヒューマンスキル」という3つのスキルが求められます。

テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、資産運用やコンプライアンス、リスクマネジメントといった知識のことです。たとえば、事業活動を継続していくうえで、会社の資金をどのように使って事業を拡大するのかを考えたり、計画的に運用したりすることを資産運用といいます。

そのほか、企業活動において倫理観や社会秩序を乱すような行動をしないようにすることをコンプライアンス。違反行為や不祥事で会社への損害を発生させないように対処し、もしトラブルが起こったとしても迅速に対応できるよう準備しておくことをリスクマネジメントといいます。

コンセプチュアルスキル

企業の問題は将来の事業展開を俯瞰し、本質をとらえたり、社内・社外の動向を把握し、将来を予測したりすることなどをコンセプチュアルスキルといいます。企業は、数年先・数十年先を見据えて経営プランを建てる必要がありますが、どのように事業展開していくかを決める際に必要なスキルになるでしょう。

ヒューマンスキル

ヒューマンスキルは言葉のとおり、リーダーシップを発揮したり、従業員をコーチングしたり、さらにコミュニケーション能力を生かして円滑な人間関係を構築することなどを指します。企業はひとりで運営するものではありません。

従業員をはじめとする周囲の人と円滑な人間関係を構築・維持する能力が必要であり、どのような人間関係を構築できるかによって、経営体制に大きな影響を与えるでしょう。

社長・経営者の育成に必要な研修

かつて日本企業の寿命は30年とされていましたが、現在は中小企業のおよそ3割が10年、約5割が20年で廃業しているのが現状であり、企業の寿命が短くなっている傾向にあります。社会情勢やビジネスの環境が急速に変化する中、経営を担う人材を育成できていないことが理由として挙げられるのです。

戦後の高度経済成長期のような時代ではなくなった昨今では、過去の体験にとらわれず、今後の世の中の流れをつかめる経営者が必要になります。そこで、経営人材の研修においては、戦略的かつ実行力を持って経営できる人材を育成する内容が重要になるでしょう。

将来を見据え、時代に先駆けて戦略的に事業を展開する行動力、そして事業が失速したのを素早く判断し、適正な対処をできるスキルの研修が必要です。

社長・経営者を育成するポイント

経営者の育成を成功させるためには、いくつかポイントがあります。まず、経営者自身が、育成したい人材に対し積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。経営者から声をかけられれば、期待感が得られてモチベーションアップにつながります。

次に、合理的な判断に基づいて、育成する人材を決めることです。日本の企業は年齢や社歴を加味して評価する傾向にありますが、年功序列の考え方は捨てて、常に合理的な判断で経営者として活躍できる人材を選出するようにしましょう。

そのほか、育成する人材に対し、精神面のケアをすることも重要なポイントになります。これまでと異なる環境であり、なおかつプレッシャーも感じられる状況は、予想以上にストレスを感じているケースがあります。

刺激的な経験や学びがやる気につながることもありますが、一方でストレスになることもあるので、定期面談を実施したり、業務中の様子をしっかりチェックしたりして、充分ケアするようにしましょう。

まとめ

企業の基盤を強化し、安定的に成長できる状態を目指すには、経営者の存在が欠かせません。経営者として求められるスキルは多岐に渡り、ときには研修を通じて外部から知識やノウハウを得ることが大切です。また、現状の経営状態を安定させることだけに注力するのではなく、次世代にバトンをつないでいくことに目を向けることも大切といえます。そのために、将来の経営者候補を選定し、継続的に育成して事業基盤を継承する準備を進めていきましょう。

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