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コミュニケーション研修とは、ビジネスシーンにふさわしいコミュニケーションスキルを磨く研修のことです。「社内におけるコミュニケーション不足は業務の障害になる」と認識している企業は九割にものぼると言われています。今回は、コミュニケーション研修について詳しく見ていきましょう。
コミュニケーション研修は、ビジネスシーンにふさわしいコミュニケーションスキルを磨くことを目的とします。例として、以下のようなものが挙げられます。
報告、連絡、相談は仕事の基本であり、組織運営になくてはならないものです。しかし、コロナ禍でテレワークが増えたため、連絡が取りづらい場合があり、以前のスタイルが崩れようとしています。新しい生活様式に合った報連相スキルを体得することが求められているのです。
信頼関係も仕事にはなくてはならないコミュニケーションスキルの一つです。客先との打ち合わせ設定、契約など、ビジネスは信頼関係で成り立っているといっても、過言ではありません。研修をとおして、信頼関係を構築するスキルを磨いていきます。
態度と言葉で、相手の話を聞いている態度を見せることで、相手に心を開きやすくさせるコミュニケーションスキルです。しっかり態度を示すことと、相手の言葉をオウム返しにして共感するなどの方法を取ります。
会議の議事進行を行うファシリテーターとしてのコミュニケーションスキルです。相手の話を聞く、場の雰囲気を作り上げる、意見の合意形成を行うなど、高度なスキルが求められます。実際に議事進行を行い、仕切るスキルを磨いていくという研修です。
コミュニケーションの要素は以下のとおりで、四つの要素に即した内容が実施されることが多いです。内容と効果をそれぞれ確認していきましょう。
相手がどのような状況であるか把握するのが状況把握です。相手の態度、口調、セリフなどで状況を判断し、相手に合わせた主体的な行動を学びます。とても忙しくて時間の取れない上司に、急ぎではない用事で話しかけることは状況把握ができていません。
コミュニケーションは、一方だけで成立するものではないため、相手だけの状況だけではなく、自分の状況も把握しつつ、対応することが求められます。効果としては、組織の中における自分の役割を把握し、主体的な行動を取ることができるようになります。
相手を理解して受け入れることを学びます。相手の言ったことを否定も肯定もせず、そのまま受け入れることで、相手と信頼関係を築くことができます。
相手に対し「聞いてやる」「教育してやる」という姿勢で望むと、相手は警戒心から本心を打ち明けることをやめてしまうでしょう。相手を受け入れることは信頼関係構築に寄与し、職場内で円滑に仕事を回すことができるようになります。
研修の中で傾聴スキルを学びます。二人一組で聞く態度をとり、うなずきで返したり、オウム返しにして返事したりするなどを行い、ロールプレイを実施することで傾聴スキルを学ぶことになります。傾聴スキルを磨くことで、話す側に「聞いてくれている」という意識が生まれ、信頼関係構築につながるのです。
マネジャーや管理職向けの研修スタイルで、権限を委譲し、部下の内側からの欲求を満たすようにかかわることを学びます。人は誰しも、認められたいという欲求を持っているため、リードの研修で受けた内容を実践すると、部下が主体的に行動したり、創造性に富んだ部署に変化してゆく可能性があるのです。
ここでは、コミュニケーション研修を実施するときに押さえておきたいポイントをまとめました。会社は年齢も社歴もさまざまな人間が存在しており、ポイントを押さえて実施しないと、効果が得られない可能性があるためです。
仕事で求められるコミュニケーションのスキルはポジションによって違います。新入社員であれば報告、連絡、相談や信頼関係を築くスキルを身に着ける必要があり、管理職であれば傾聴スキルやファシリテータースキル、組織運営のためにリードのスキルが必要になるでしょう。ポジションによって必要なコミュニケーションスキルが違うため、どのポジションを対象に研修を行うのかを明確にすることが求められます。
研修対象者が研修を受けたあとになるべき姿を明確に描き、目標に向かって研修に取り組む姿勢を促すことが重要となります。研修に取り組む熱量にかかわってくるためです。
受容の研修、傾聴の研修などはロールプレイを取り入れたほうが理解しやすいため、二人一組にするなど研修の方法を工夫することが必要です。言葉で説明されるよりも頭に残りやすいという理由もあります。積極的に演習を実施しましょう。
以上、コミュニケーション研修の目的、内容に加え、研修を実施するときのポイントについて確認してきました。ポジションに適した研修内容があるように、企業の中で必要な研修内容を見極め、実施していくことが重要です。コロナ禍の影響で、テレワークをはじめとしたここ数年のビジネスシーンをめぐる環境変化は目覚ましいものがあります。そのコロナ禍においても、社員同士のコミュニケーションはゼロになったわけではありません。形を変え、ビジネスシーンに依然重要なものとして存在します。コミュニケーション研修を教育体系に組み込んでみてはいかがでしょうか。
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