そもそも社員研修は本当に必要なのでしょうか。入社当時やる気に満ちあふれていた社員でも時間が経つに連れ仕事や環境に慣れ、気が緩みがちになってしまいます。社員研修はそんなやる気や意識を向上させるため、また個々のスキルをアップさせるためにも必要なことです。

ひとりひとりの実力がアップしていくと、それが会社全体の生産性向上にも繋がります。また企業理念や方針の浸透によって、企業のことを考えた行動や取り組みができる社員が増えるでしょう。これにより周囲からの信頼度や期待度も高くなり、企業の成長にも繋がるのです。

近年、さまざまな起用が社員研修サービスを提供しています。社員研修を利用することで知識・スキルの向上にもつながるほか、意識変革にも大きな影響を与えることができます。

とはいえ、ひと口に社員研修といってもオンライン・集合型・eラーニングなどさまざまです。アウトソーシングも注目されてるため、自身の会社と照らし合わせながら適した会社を選びましょう。

ちなみに、オンライン研修とはその名のとおりインターネットを介して行うスタイルです。集合型研修はいわゆる従来のスタイルになり、ひとつの会場に集まって実施されるので、講師から直接フィードバックを受けることができます。

eラーニングは、オンライン研修と似ています。パソコンやスマホを使って行われるので、効率よく研修が受けられるでしょう。

どんなメリットがある？

社員研修会社によって特徴は異なります。そのため、メリット・デメリットも変わってくるでしょう。

主に挙げられているメリットは、以下のとおりです。

プロの視点から情報収集できる

せっかく社員研修を実施しても、間違ったやり方では社員は成長しません。スピーディーかつ効率よく効果を発揮するには、豊富なノウハウを持つプロに依頼するのがベストです。

社員研修会社は、各社に特化した研修を行ってくれるだけでなく、社員の興味を引く内容で実施してくれます。またプロの視点から情報収集できるため、社員の視野も広がるでしょう。

コア業務に集中でき効率が上がる

自社で社員研修を行うと、準備・研修内容・講師の育成など、やることがたくさんあります。だからといって研修ばかりに時間を費やしてしまうと、業務時間が圧迫されてしまいます。業務時間が圧迫されるということは、残業時間が増える危険性が出てくるでしょう。

社員研修会社を利用すると外部に社員研修を任せられるので、無駄な時間が省略されます。そのため、コア業務に集中でき業務負担も軽減するでしょう。

デメリットも知っておくと安心

しかし、社員研修会社の利用はよいことばかりではありません。

賢く利用するには、デメリットもきちんと理解しておく必要があります。

外部に依頼する必要がある

外部に依頼して研修を実施するため、外注費用が発生します。なるべく研修にお金をかけたくない方にとっては、苦肉の策でしょう。

費用も、長期間の研修や頻度が増えると高くなります。その点も考慮して社員研修会社を選ぶ必要があります。

社風と異なるカリキュラム

依頼した会社が社風に合わない場合もあります。そうなると、せっかくの研修が水の泡になってしまいます。

社員研修会社にもいろんな種類がありますから、社員理念や実施目的などをきちんと伝え、社風に沿ったカリキュラム内容で進めてくれるところを選びましょう。

社員研修でも社員ごとのキャリアなどに合わせておこなう階層別研修は、社員のスキルアップに欠かせません。研修の種類には新入社員を対象におこなう「新人研修」、管理職やを対象にした「マネジメント研修」、若手社員や中堅社員に対しておこなう「リーダー研修」などがあります。

中でもリーダー研修は将来企業を支えていくリーダーを育てるために重要な研修であり、これからの会社の成長にも必要不可欠だと言えるでしょう。では、リーダーにはどのようなスキルが必要で、どのような研修が求められているのでしょうか。

信頼されるリーダーになるためには仕事の知識や技術が長けていることはもちろん、それ以外にも多くのスキルが必要です。まずは自らが判断しそれに対する適切な行動を取れる主体性と判断力は、頼れるリーダーに不可欠なスキルです。また目標設定をして達成までの道筋を立てる計画力も必要でしょう。

さらに周囲のさまざまな人と連携を取るためのコミュニケーション力も大切になってきます。そしてこれらのスキルを伸ばすのは個人の努力だけでは難しい部分も多く、補うためにもリーダー研修が必要とされているのです。

リーダーシップ研修では、どのような内容が適切なのでしょうか。まずはリーダーとして求められる役割を理解する研修です。部下をサポートすることや指揮を執ることなど、リーダーだからこそ必要な役割はたくさんあります。

そしてその役割を果たすために、コミュニケーション方法、指導方法なども学ぶ必要があります。またリーダーとしてどのように仕事をすればいいのか、自身の業務管理の仕方も研修で理解すべき内容でしょう。さらに自分だけではなくチームや組織の目標設計をおこなえる能力も研修で学ぶことが大切です。

研修は、主に「OFF-JT」「OJT」の2つに分類されます。どちらがよいかは対象によって異なるため、それぞれの特徴をしっかり理解しておく必要があります。

OFF-JT

OFF-JTは、専門性の高いプロ講師が実施します。スキルアップに適しているため、体系的・理論的に学ぶことができ、集合型研修やeラーニングがこれに含まれるでしょう。

「Off the Job Training」の略称であることから、職場外研修というとわかりやすいかもしれません。

OJT

一方でOJTは「On the Job Training」の略称になります。実務を重視した研修になるため、新卒社員に実施されるのが特徴です。先輩や上司がマンツーマンで行うことも多く、知識・スキル・マインドが習得できるでしょう。

OJTのよいところは、個々に合わせた研修が実施できることです。継続すれば、効率性の高い人事育成も望めるでしょう。

研修を成功させるには

対象に合った研修を実施することも大切ですが、成功させなければ意味がありません。

そこで、成功させるために知っておきたいポイントは「目的を明確にする」「社員のスキルを理解する」「研修会社に全任せしない」ことです。研修のプロだからといって研修会社にすべて任せてしまうと、社風とカリキュラム内容が合わず失敗してしまいます。

外部に依頼する場合も、きちんと計画に参加するようにしましょう。

それぞれの研修内容について

研修は、対象に合わせて実施することで十分な効果が発揮できます。そのため、新入社員・中堅社員・管理職では研修内容が異なります。

新入社員の場合

新入社員は、基礎が定着していないため、コミュニケーション能力・ビジネスマナー・ロジカルシンキングなどを習得します。

またOAスキルを身につけることで効率性も高まるでしょう。

中堅社員の場合

経験・スキル・マインドが定着している中堅社員は、コーチングやリーダーシップが求められます。そこで、問題解決能力を身につける研修が大切になってきます。

部下を抱える社員のために、コーチング研修を実施するところも少なくないでしょう。

管理職の場合

管理職は、会社のなかでも一定の権限を持っています。係長・課長・部長というとわかりやすいかもれません。主に部下や売上などを管理するため、人材育成スキルはもちろんのこと、チーム・会社をまとめるためのマネジメントスキルも求められるでしょう。

研修ではそれに関する内容が実施されます。

スキルによっても異なる

専門的なスキルを身につけたい社員のために、スキル別の研修も実施されます。たとえば、資格の有無やどれだけスキルを習熟しているかなどです。

階層をわけて研修を行うことで、社員一人ひとりに合った人材育成が実現します。またコスト削減にもつながりますから、会社の効率性もアップするでしょう。

①サポート体制が充実しているか？
まずは、「サポート体制」に目を向けることが大切です。アフターフォローのサポートやオンライン講座等、サポート体制が充実しているかは会社によってさまざまです。

いくつかの会社を比較して、どんなサポート体制が自社に必要かを考え、それに合った会社を選ぶようにしましょう。

②見学や体験を行っているか？
いざ研修会社を決め、研修を行ってみたら思ってたのと違った…なんてことにはなりたくないですよね。研修会社の中には、見学や体験が出来るところがあります。

もし気になる会社が見学・体験できるのなら、まずは担当者が体験してみると良いでしょう。そうすることで、想像とのギャップをなくすことができます。

③実績はあるか？
いくつか良いと思う研修会社を見つけ、そこから選ばなければならない時、決め手にするポイントって難しいですよね。そんなときは実績が豊富な会社や過去の研修数を比較・検討することが大切です。

実績が豊富ということは、それだけ多くの企業で研修を行ってきた実績とクオリティの高さ、そしてそれだけ選ばれる理由があります。もし研修会社選びに悩んだら、実績を見るのはおすすめです。

④料金
研修会社の利用料金は、主にテーマや所要時間、受講者数といった要素で決まります。たとえば、研修内容が変わらなくても受講者数が異なれば金額も変わるため、注意したうえで依頼するようにしましょう。

ちなみに、プログラムをパッケージ価格にて提供している会社も存在しますが、内容が決まっていてカスタマイズすることができないケースもあります。そのため自社に適した研修を開催できるよう、各社に詳細を問い合わせるようにしてください。

⑤受講方法
研修会社ごとに、研修の実施方法はさまざまです。主なものとしては、講師派遣型・集合型・公開型・オンライン（録画やLIVE配信）といったパターンが挙げられるでしょう。

受講者数が少ない／多い、社内で会場が用意できない、受講者が全国各地にいて集合できない、といった理由で研修を開催することが難しい場合は、自社のニーズに応えてくれるような研修会社かどうかも確認してください。

⑥対応エリア
研修会社には、全国対応・東京都全域・23区内といったように、それぞれ対応エリアがあるため、開催地もそのエリアに含まれているか確認したうえで検討するようにしましょう。もし対象外であれば、選択肢から外してください。

一方で研修会社の中には、オンライン研修にも対応している場合もあります。そのような会社であれば、エリアを問わず研修を開催できるでしょう。

⑦受講者層
ひとことに研修といっても、スキルや階層に応じた内容で構成する必要があります。そのため、どんな受講者が対象となるのか、どのような成果を期待しているのかを明確にしなければなりません。

この点を整理しておくと、自社に最適なプログラムを提案している研修会社を選ぶことができるでしょう。

⑧実施期間
研修会社を決める際、実施期間もあらかじめ決めたうえで依頼するようにしましょう。研修の実施期間は、依頼先や研修内容ごとに異なります。

自社が研修で成果を得るまでにどの程度の期間がかかるのか、研修の目的や受講する社員の現状を把握してから依頼すると、より自社のニーズに沿った研修内容を組むことができるでしょう。

⑨強み
研修会社には、それぞれの強みがあります。たとえば研修内容を細かく組み替えることができる柔軟な会社もあれば、フォロー体制の厚い会社もあります。

そのため、より自社に合った研修を開催できるよう、各社の強みをチェックするようにしてください。

リーダーシップ研修の期間は1日～2日程度が一般的です。研修の内容は座学に加えて、グループワークによる実践方式をとっています。

また、研修を行っている企業の中には、早く研修を終わらせたい方向けの半日コースを用意しているところもあります。半日コースの内容としては、座学や講師のセミナーが中心です。

まず、リーダーシップ研修の対象となるのは課長や部長など、会社の中である程度の地位を持っている人物です。
リーダーシップ研修を通して、部下とのコミュニケーション能力やメンバーの管理能力を身に着けることを目的としています。

また、将来的に管理職に就く可能性がある中堅社員も対象です。グローバル企業では若手が幹部に就くことも珍しくありません。
中堅社員の育成では、リーダーとしての心構えや知識を早期に身に着けることができます。

それ以外にも、リーダーシップ研修は経営者候補の若手社員にも実施されます。こちらは先ほどまでとは異なり、経営を行うための人材育成が目的です。
そのためリーダーシップ研修では、長期的に育成する経営者向けの講座が用意されています。

リーダーシップ研修で代表的なのは、講師による研修です。この研修では座学やグループワークを行い、知識や経験を身に着けることができます。
講師のほとんどは優れた経歴・ノウハウを持っているため、ほかの研修では得られないスキルの取得が可能です。

最近ではオンラインでの研修も実施しており、自宅で受講することができます。オンライン研修では、個人に合わせた講座を提供するなど柔軟性に優れているのが特徴です。

このほかに用意されているリーダーシップ研修としては、ケーススタディが挙げられます。ケーススタディとは、実際に起きた事例をもとに最適な解決法を探して学んでいく方法です。
ケーススタディは他の研修よりも「考える力」が求められるため、課題を把握する能力や解決する能力など、リーダーに必要なスキルを身に着けることができます。

リーダーシップ研修は外部に委託するケースが多く、内容も様々です。研修会社によってはカリキュラムを柔軟に変更することが可能ですが、ここでは一例を見てみましょう。

リーダーに求められる役割
・リーダーの仕事とは
・リーダーとフォロワーの目標共有
・フォロワーのタイプを知る

職場でのコミュニケーション方法
・人はどうすると動くのかを学ぶ
・モチベーションを高める方法
・自分と他者の考え方の違いを知る
・考え方と行動パターン

後輩への指導方法
・分かりやすい指示とは
・報告・連絡・相談の受け方
・効果的な「ほめ方」「叱り方」

リーダーの仕事の進め方
・仕事の進め方の基本
・仕事の管理方法とは「PDCA」を学ぶ

振り返りと目標設定
・自身の変革プランを立てる

となっています。こちらはあくまでも一例であり、研修会社によって内容が異なります。
課題を把握し、自社にあった研修会社を選ぶことが大切です。

受講を終えたからといって、全受講者がリーダーの器になれるほどスキルアップできるとは限りません。研修で確実な成果を得るには、受講者の課題を克服できるようなプログラムを組むことを意識しましょう。

自社の課題克服に適したサービスを選ぶ
研修サービスの内容は企業によってさまざまで、リーダーシップ研修を成功に導くには、自社が抱える課題に適した研修を実施する必要があります。受講対象が変わることによって、研修内容も大きく変えなければなりません。

企業やチームによって、どんなリーダーが求められるかは十人十色でしょう。そのため自社や部署のリーダー像に即した研修を実施することで、受講した社員からも反響が起こり、研修への信頼感や必要性も浸透していきます。

また、課題や目的別にカリキュラムを細かく変更できるリーダーシップ研修も、実際に行われています。必要に応じてオーダーメイドできるようだと、より自社のニーズに沿ったリーダーシップ研修を実施できるでしょう。

研修期間ごとに得られる成果の違い
リーダーシップ研修は、短期間と長期間のいずれかに分かれており、これらにはそれぞれのメリット・デメリットがあります。それらを把握しておくと、より最適な研修を選べるようになるでしょう。

【短期間の研修】
短期間の研修では、低予算で日程調整が容易であることが主なメリットとなっています。短期間で研修を行うなら、意識付けという目的で選ぶといいでしょう。

もちろん短期間だとスキルアップには不足しますが、リーダーとしての責任感を意識させるという意味では、影響を与えることになります。そのため意識改革によって成長を後押しするうえでは、効力をもたらすでしょう。

【長期間の研修】
長期間の研修ではさまざまなスキルが身につき、さらにフォローアップも実施できる点がメリットといえるでしょう。リーダーにとって欠かせないスキルが身に付いているかどうかを確認できるため、効果の高さを認識できるようになっています。

ただし予算や日程は、デメリットとなります。長期間になる分、費用もかかりますし、日程調整も難しくなるでしょう。しかし、リーダーとしてのスキルをしっかりと習得させなければならない場合、長期間におよぶ研修は必要不可欠となります。

研修後はフィードバックして成長させること
リーダーシップ研修の本来の目的は、現場で通用するスキルを身に付けさせることであって、受講させることはあくまで通過点となります。そのため研修を実施できただけで安心せず、結果を現場で確認して、評価と改善を重ねて立派なリーダーに育て上げていきましょう。

受講者にフィードバックを行っていけば、理想的なリーダーへと成長していきます。リーダーシップ研修にはコストがかかるわけですから、それを無駄にせず効果を上げるためにも、都度アップデートしていくよう心がけましょう。

ちなみに研修会社の中には、研修後にフォローアップ研修を実施している会社もあります。なるべく確実に成長を確認したいという場合は、そのような研修も視野に入れてみるといいでしょう。

リーダーシップ研修の費用相場は、研修形態や内容、開催時期によって大きく異なります。
リーダーシップ研修の形態には大きく二つあります。数十人規模で社内内部で研修を受ける「集合研修」と、数人で外部の研修講座に参加する「公開講座」です。
集合研修で、数十人規模の半日～1日の研修であれば、10万円～20万円程度が費用相場となっています。
公開講座に関しては、開催規模や内容、開催日時によっても相場は変わってきますので一概には言えませんが、1名あたり数千円～数万円程度が相場といえるでしょう。

大きな会社で管理職の人材が数十人単位でいる場合は、「集合研修」を実施すると良いでしょう。逆に、小規模の企業であれば外部で開催されている「公開講座」を利用することをおすすめします。

社員研修といってもさまざまな種類があるため、目的によって身につくスキルは異なります。たとえば、人材育成や部下との信頼関係を築くにはリーダーシップやコミュニケーション能力のスキルが求められます。

ここでは、社員研修によって主に身につくスキルについて簡単に紹介しましょう。

チームをまとめる力

ひと口に社員研修といっても、どのような内容を実施するかで身につくスキルが異なります。また階層によってもカリキュラム内容が変わってくるでしょう。

一般的に身につくといわれているスキルがリーダーシップ・コミュニケーション能力・ファシリテーションなどです。

リーダーシップのスキルが上がると、チームをまとめ、目標達成に向けて着実に進めるようになります。また従業員との信頼関係が築けたり、やる気を促進させたりなどの効果も期待できるため、中堅社員や管理職はとくに役に立つでしょう。

コミュニケーション能力

スムーズに業務をこなすためには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。社員研修では、従業員とうまくコミュニケーションがとれるように、コミュニケーションの手法を学ぶカリキュラムを実施しています。

グループワークをとおしてほかの従業員と関わりながら、正しいコミュニケーション能力を身につけることができるでしょう。

部下を育成する能力

たとえばリーダーシップのスキルが身につくと、部下の育成に役立ちます。とくに人材育成を担当する場合、このスキルがなければ適切なフォローや信頼関係の構築がむずかしくなるでしょう。

ほかにも、ロジカルシンキング・クリティカルシンキング・管理能力などのスキルも高まります。部下のパターン別にカリキュラムを組むことで、個々の特徴をおさえながらよりよい人材育成ができる能力も身につくでしょう。

ファシリテーションスキル

近年、注目されているのがファシリテーションスキルです。ファシリテーションとは、会議や研修などで用いられる能力のことで、良質な結果が得られるようにプロセスをサポートしていくことを定義としています。

ファシリテーションスキルが身につけば、会議や研修をスムーズに進行できるだけでなく、従業員の意見をうまく引き出しながら活発的な議論ができるようになります。

社員研修のなかには、疑似会議を実施し、ファシリテーションを体験してもらうカリキュラムを行っているところもあります。

社員研修の内容を決めるには？

ポイントは、目的・コスパ・優先順位の3つが挙げられます。

はじめは、最終地点（ゴール）から決めていきます。従業員がどのような状態になってほしいのか、具体的にイメージすることでスタートとゴールのギャップを埋めることができます。

次にコスパです。社員研修を成功させたいからといって、コストをかけすぎてしまうのはよくありません。低コストでも十分な研修ができているかどうか、チェックしてから進めていきましょう。

最後は、優先順位です。研修後のパフォーマンスをしっかり発揮するために、カリキュラムは詰め込みすぎず、効果の高い順に実施するようにしましょう。