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皆さんは「研修」と聞くと、新人や従業員向けに実施されるものというイメージを持っているという方が多いのではないでしょうか。しかし、研修のなかには「役員研修」と呼ばれるものがあり、役員向けに実施されるものもあります。そこで本記事では、役員研修の目的や内容、受講するメリットなどを解説します。
今回取り上げる「役員」とは、社員そのものではなく会社の機関全体を指します。社員の場合、会社と直接雇用契約を結んで働きますが、役員の場合は会社と委任関係になり、経営に携わることで役員報酬を受け取ります。つまり、社員と役員は会社のなかでの立場が異なり、求められるスキルや知識、能力に違いがあるのです。ただ、ほとんどの方が社員から役員になるため、いざ役員を任されても何をすればよいのかわからないというケースもあります。
そこで、役員というポジションに求められるスキルや能力を学んだり、向上させたりするために「役員研修」が行われます。新入社員や社員向けに実施される研修とは異なり、高いスキルを学ぶ内容となっています。一般的なビジネスマナーや業務内容などの研修ではなく、業務管理や企画立案、リーダーシップ、部下育成などがメインの内容です。業務上のスキルを取得していることを前提としたうえで、役員に必要なスキルの習得を目指します。
従来では、特別な研修を受けて役員になるケースは珍しかったのですが、上司の仕事ぶりなどを見て役員になった方の中には、役員として持つべきスキルを持っていなかったという方もいました。そこで、近年では研修を実施し、役員が持つべきスキルや資質を、体系的かつ実践的に学べる環境を平等に提供したいというニーズが高まっています。
役員に求められるスキルは、一言では言い表せられないため、研修内容も多岐にわたります。たとえば、役員はリーダーシップが欠かせないスキルといえるでしょう。企業は一人で経営するものではなく、従業員や役員をはじめとする、さまざまな人が協力しあうことで成長につながります。ただ、常にモチベーション高く仕事に取り組める人はそれほど多くないでしょう。
そこで、役員が率先して理念やビジョン、目標を社員と共有し、全員のモチベーションを上げながら仕事に取り組める環境作りを目指す必要があります。その際、リーダーシップやコミュニケーション能力が重要になるため、研修ではそのスキルを育成する内容が実施されています。
さらに、社会から批判されるような行動をしないためのコンプライアンス意識を高める研修や、将来発生しうるリスクを想定したり、不祥事が発生したりしたときに適切な対応をするためのリスクマネジメント能力を育成するための研修などが、役員研修として実施されています。
役員研修は、自社の人材が実施するケースもありますが、外部委託で実施するケースも増えています。企業向けの研修をメインに事業を展開している企業があり、外部委託の研修を活用することでより多くのメリットが見込めます。というのも、自社内で完結する研修は、自社内でのみ通じる考え方や習慣、慣例から抜け出せず、新たな知見を獲得したり、価値観を広げたりすることが難しいからです。
しかし、外部委託の研修を活用することで、さまざまな成功事例に触れ、新たな価値観を得やすくなります。また、多くの企業が参加する研修なら、人脈を広げたり、新たな取引が始まったりする可能性もあります。役員研修は役員としての能力を身に着けることがゴールですが、外部委託の研修を活用することで、ゴールに至るまでの課程でさまざまなメリットが期待できます。
効果的な役員研修を実施するためには、いくつかポイントがあります。
まず、研修の目的を明確にし、役員に対してどのようなスキルを身に着けてほしいか共有することです。研修をただ受講するだけでなく、どのような能力が得られ、さらにそれをどのようにビジネスで生かすのかなど、具体的なゴールを描くことで、研修内容を自分の中に落とし込めるようになります。
また、アフターフォローも大切なポイントの一つです。研修は受けたことに満足し、忘れてしまう傾向があります。研修内容を実際の現場で生かすには、研修後に振り返りをしたり、必要なスキルが身についているかを確認したりして、学んだことの定着を促すことが重要です。
役員は企業成長にとって強い影響与える存在であり、社員とは異なるスキルが求められます。役員になるほとんどの方が社員から選出されるので、求められるスキルの違いに戸惑うこともあるでしょう。そこで、役員研修を活用し、スキルや知識を習得できる機会を与えることが大切です。ただ、研修を受けるだけでなく、研修を受けた先のゴールは何かを共有したり、研修後に振り返りをしたりして、効果的な研修を目指しましょう。なお、役員研修は自社内で実施するのではなく、研修のプロが実施する外部委託を活用するのがおすすめです。
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