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社員のモチベーションを「気持ちの問題」などと放置していませんか。放置しているとモチベーションは低下し、離職や業績悪化を招く要因になります。しかし、モチベーションはコントロールできます。この記事では、そのためのモチベーション研修について、目的と研修のメニューを紹介します。うまく活用して、業績アップにつなげていきましょう。
モチベーションとは、一般的には「やる気」や「意欲」といった意味で使われる言葉です。こと仕事において、やる気や意欲は「個々人の気持ちの問題」と簡単に片づけられる問題ではありません。
「人は城、人は石垣、人は堀」とは武田信玄の言葉ですが、企業は人によって成り立つもの。社員一人ひとりのモチベーションが組織を目標達成に導くパワーとなり、ひいては業績にも影響を与えます。
企業の成長や生産性の向上は、社員一人ひとりが目的意識を高く持ち、自発的に考え行動することによって達成されますが、そのためにはモチベーションを高く維持する必要があります。
それゆえに、個々のモチベーションが高ければ企業は元気になりますし、逆に低下すれば低迷につながるのです。モチベーションとは、それほど企業活動にとって強い影響力を持つファクターだといえるでしょう。
モチベーション研修は、企業活動において重要な社員のモチベーションを高めること、そして、それによって企業の力を底上げし、目的達成や成長につなげていくことを目的として行うものです。
ただ漫然と仕事をこなしているばかりでは、いずれ仕事がマンネリ化したり「やらされ仕事化」したりと、モチベーションが低下してしまうこともあります。研修を通じてモチベーションをコントロールする方法を身につけることで、そういった状況を打破する手助けとなります。
さて、モチベーションには2種類あります。1つは「外発的動機付け」、2つめは「内発的動機付け」です。
まず、外発的動機付けは、外部からのはたらきかけによって与えられる動機づけです。報酬や昇給、昇格などがこれにあたります。動機付けとして非常にわかりやすく、即効性はありますが、持続性はあまり高くありません。熱しやすく冷めやすいといったところでしょうか。
一方、内発的動機付けは、自分自身の内側から湧いてくるタイプのモチベーションを指します。「仕事が楽しい」「自分自身の成長を実感できる」といったような、仕事そのものに対する興味関心から来る意欲は、内発的な動機付けになりえます。
外発的動機付けのようにすぐに実感できるものではありませんが、ひとたび火がつけば中長期的に持続しやすいという特徴があります。どちらも一長一短あり、うまく使い分ける必要があります。モチベーション研修では、内発的動機付けを中心に学ぶことになります。
モチベーション研修は、誰を対象とするかによって2パターンに分けられます。
1つめは、受講者本人を対象とするパターンです。この場合、年齢・キャリア・社内的な立場などに関係なく、自分自身のモチベーションをコントロールしたい人であれば、誰でも対象者になります。
自分自身のモチベーションを向上・維持する方法として、「セルフモチベーション研修」という手法をとります。セルフモチベーション研修では、自分自身のキャリアや性格・思考パターンを分析し、適切な目標を設定できるようなトレーニングを行います。
一方、自分自身ではなく、部下などにモチベーションのコントロールを身につけてもらいたいという管理職・中堅社員などを対象にした研修もあります。
仕事の内容や配属、人間関係など、本人がコントロールできないことが原因でモチベーションが下がることは往々にしてあります。そこで管理職側が、部下に内発的動機付けを促す思考法を身につけさせるための方法や、外発的動機付けをうまく利用して、モチベーションを保ちやすく働きやすい職場を作るためのマネジメント方法を学べます。
若手社員がモチベーションの低下から退職してしまうケースは多く見受けられますが、モチベーションマネジメントは、そうした人材流出などの損失を防ぐためにも注目すべきスキルのひとつです。
ここまでは、モチベーション管理の重要性とモチベーション研修の概要について紹介してきました。では、外部の企業に委託した場合、どのような研修が行われるのでしょうか。
ここでは、社員研修の委託を請け負っている3つの企業から、モチベーション研修のメニューについて紹介します。
A社では、新人および若手社員・中堅社員・管理職・経営層と、ポジション別に4グループに分けて、対象を絞った研修を実施しています。
基本的には、ディスカッションやワークを交えながら、自分自身や他者への理解を深めたり、思考法を構築したりと、最終的には自分で意欲を高めるために適切なプランを立てられるような流れになっています。
また、企業の要望に合わせた内容のカスタマイズや、社内研修以外にもビジネスセミナーや定額制クラブも提供しており、企業の要望に応じたフレキシブルな形で学べるようになっています。
次に紹介する企業のモチベーション研修では、やる気を数値化するシステムを活用しています。数値化することで客観的な分析が可能となり、抱えている課題が明確になり、より効果的な取組みが期待できます。
また、モチベーションマネジメントを感覚ではなく体系的に習得できるカリキュラムになっており、「なんとなく」「気持ちの問題」といった、モチベーションに対する概念を変えるのにも効果的でしょう。
C社では、eラーニング・公開講座など、各企業の必要に応じた形で研修を幅広いラインナップで提供しています。モチベーション研修については、テーマごとのセルフモチベーション研修を8コース、モチベーションマネジメントを2コース、計10コースの細やかなコース設定で研修を提供しています。
また、継続的に意欲を高められる職場づくりを重視しており、カリキュラムを通じて、チームワークでモチベーションをアップさせる方法を学べるようになっています。
モチベーションそのものは通常、数値として表れず、目に見えません。しかし、モチベーションの低下は確実に業績に影を落とす、企業にとっての「サイレントキラー」となりかねません。
逆にいえば、高いモチベーションは業績アップの原動力にもつながるので、モチベーションを組織的な課題ととらえ、かつ継続的な取り組みを行うことが非常に重要です。将来への投資として、モチベーション研修の実施を検討してみてはいかがでしょうか。
ヒューマン・アビリティ・デベロップメントは会社ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイド研修に強みを持つ社員研修会社です。「できる」まで育てる実践型研修が高い評価を得ています。実際に行っている公開コースの見学や研修の一部を体験できる無料デモセミナーも行っています。
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